紅葉|横山大観
Exhibition
秋季特別展 Autumn Exhibition 2025
大展示室/大観室

【開館55周年記念】 心に響く日本画55選

会期: 2025年8月31日(日)~11月30日(日)

足立美術館は横山大観をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園、川端龍子、榊原紫峰らの日本画を数多く所蔵しています。これらの画家たちが描くテーマは、四季折々の植物や生きものを華麗に描いた花鳥画、豊かな自然を味わい深く描いた風景画、外見のみならず人の内面を気品高く描いた人物画など多岐にわたります。またそれぞれの作品は、鮮やかな色彩で描いたものや幽玄な水墨で表したもの、あるいは自由に大胆に表現したものや繊細な筆遣いで描いたものなど、実に多彩で魅力にあふれています。
本展では、足立美術館の開館55周年を記念し、近代の日本画壇で活躍した巨匠たちの中から、心に響く名作55点を選び展示します。日本の豊かな風土と文化を背景に、四季折々の変化を加えつつ、日本人ならではの美意識で描かれた作品を存分にお楽しみください。

主な出品作品

横山大観「紅葉」「龍膽」「夏之不二」「山川悠遠」 竹内栖鳳「爐邊」 上村松園「待月」 
川合玉堂「春雨」 川端龍子「春雪譜」 安田靫彦「王昭君」 小林古径「楊貴妃」 
菱田春草「紫陽花」 大橋翠石「虎」

川合玉堂「春雨」
昭和17年頃