現代日本画名品選Ⅱ 躍進する画家たち –院展同人の新鋭を中心に–

会期： 2024年7月3日（水）～10月2日（水）

足立美術館の現代日本画コレクションは、日本美術院（院展）で活躍する画家たちの作品が中心です。院展には、入選回数や受賞歴によって作家区分があり、最高区分である同人は正会員として、展覧会の開催や美術院の運営にも携わります。
本展では、この10年間に同人に推挙された画家たちをご紹介します。100年以上の長きにわたって活動を続ける院展の、現在そして今後を担う新鋭の画家たちといえるでしょう。あわせて、当館が注目している若手画家の作品も展示します。
現代の日本画壇で躍進する画家たちの力作をご覧ください。

岸野香「音階」

新館２階

絶景

会期： 2024年7月3日（水）～10月1日（火）

雄大な山々、どこまでも広がる大海、辺りを鮮やかに彩る花々。壮大で美しい風景は見る者の心を揺さぶり、すがすがしい感動を与えてくれます。
絶景といえる風景は、多くの絵画に描かれてきました。現代の日本画でも、画家たちは素晴らしい風景に題材を求め、独自の着眼点と発想をもって描き出しています。
本展では、人々を引き付ける絶景が描かれた現代の日本画をご紹介します。展示室には幅が4ｍにもなる大作も並び、実際に目の前に情景が広がるかのような迫力をお楽しみいただけます。魅力的な絶景の世界をご堪能ください。

松尾敏男「白糸の滝」